先日、国の施策である「マイナポイント」の5,000ポイントをGETするため、マイナンバーカードを申請し、本日やっとカードを役場で受け取ってきました。
このマイナポイントを受け取るために、予約申込する方法は3つあり、マイナンバーカードをいずれかの方法で読み取ります。
メモ
- NFC(おサイフケータイ)機能がついたスマートフォンを使う。
- パソコンにICカードリーダーライターを接続したものを使う。
- コンビニや携帯ショップなどのマイナスポットから予約申込する。
私はせっかくなのでお家で手続きを完結させたいと思い、色々あるもので試行錯誤した結果、やっと申し込みしました。
その際に色々調べたので、これから手続きする方のめに申請の仕方をまとめたいと思います。
また、どのキャッシュレス決済を紐付けたらいいかわからない方のために、おすすめのキャッシュレス決済ベスト3を紹介したいと思います。
マイナポイントとは
マイナンバーカードを、今流行りのキャッシュレス決済(好きな決済方法1つ)と紐付けてチャージまたは決済すると、その金額の25%が還元される事業です。
一人あたり最大5,000ポイントまで還元されます。
還元されるポイントは紐付けたキャッシュレス決済で使われているポイントでもらえます。
ポイント
- 期間は2020年9月から2021年3月まで
- マイナポイントの予約・申込みは2020年7月から
- ポイント還元対象は2020年9月1日~の購入・チャージ分
- 申込時にキャッシュレス決済を1つ選択
必要なもの
次にマイナポイントを活用するために必要なものを挙げてみます。
メモ
- マイナンバーカード
- 決済用カード(クレジット・電子マネー・デビット) (決済時 いづれか)
- スマホ (申請時:マイナポイントアプリに対応したスマホ 決済時:どのスマホでも可 なくても可)
- PC + ICカードリーダーライター (申請時:スマホがマイナポイントアプリに対応していないとき。なくても可)
①マイナンバーカード
まず、このマイナンバーカードは必須です。これを手に入れないと前に進みませんので、持ってなければ申請しましょう。
注意ポイント
郵送で送られてきた薄緑色のマイナンバー通知カードとは全くの別物です。2020年5月25日で廃止とのこと
作成するのに以前は、役場に足を運んだり、写真を事前に撮ったりということが必要でしたが、今はスマホ・PC・街の写真機等からも申請でき、写真も自分のスマホで撮影し、アップロードすれば申請は完了です。ただし、カードの受取には役場に行かなくてはなりません。
申請後、役場から受け取り可のはがきが送られてくるまで、約1ヶ月ほどかかるので早く使いたい方は、早めに申請しましょう。
はがきが送られてくると、住所氏名を記入し、役場まで赴きます。
最初に、身分証明書を渡します。渡された紙にパスワードと暗証番号を記入し、その後端末にもう一度同じパスワード暗証番号を自分で入力するので事前に考えてから行った方がスムーズに受け取れます。
- パスワードは最低6文字からなる、大文字アルファベットと数字の組み合わせ
- 暗証番号は3つありますが、3つとも同じ4桁の番号で良い
入力が終わると役場の方がカードを渡してくれて、色々説明をしてくれて完了になります。混んでなければそんなに時間はかかりません。
マイナポイントをもらうためにはこのカードに付いているICチップをスマホかPC、コンビニなどの端末で読み取らないと申請できません。
②決済用カード
WAONやnanacoなどの電子マネーで活用したい方はそれらのカードを作成してください。クレジットカードはそのままのカード決済やQRコード決済、チャージでマイナポイントを獲得するときに必要になります。ポイントの2重取りができるのでなければ作ったほうが良いです。
※バーコード決済は銀行からチャージもできます
③スマホ
申請時
できればマイナポイント申請に正式に対応しているスマホがあればカードの読み取りもスマホでできるので良いのですが、持ってない方、またはNFC/おサイフケータイが使えない機種の人もいると思います。まずは自分のものがあるか確認してください。
対応してない場合、スマホのアプリストアからは、ダウンロードできない仕組みになっています。その場合は、パソコンとICカードリーダー・ライターでの申請か、街のコンビニや携帯ショップなどでの申請になります。
決済時
実際にマイナポイントを使えるようになった場合は、決済のときにQRコード決済を使えば、QRコード決済と紐付けたクレジットカード、そして、マイナポイントのポイント3重取りができますので、できればスマホを使っての決済にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
④PC + ICカードリーダーライター
もし、スマホでのマイナポイント申請がだめだった場合、PCとICカードリーダー・ライターがあった場合、もしくはPCと追加で600円~3000円くらいでリーダーを購入しても良ければこちらも申請できます。
マイナポイント申請の前に、ICカードリーダー・ライターをもっている場合の利点を説明すると、楽天カード付帯の楽天edyのカードチャージができます。
またオンラインでの確定申告e-taxが利用できます。マイナンバーカードがあれば一度も税務署に行かなくてもいいので、ふるさと納税などで確定申告したい方はチャレンジしてもいいかなと思います。
あとは、給付金などの申請でもわざわざ役場に行かなくても良くなるので、あっても損はないのかなと思います。
ちなみICカードリーダー・ライターもマイナポイントに対応しているものがあるので確認してみてください。
amazonで売ってる安い無名のものでもできてるようなので、お試しで買うにはいいのかなと思います。
私も楽天edyリーダーという、edyのチャージするために買ったもので申請しましたが、正式対応していないです。しかし、試行錯誤でなんとか完了できたので、そちらに興味のある方は別記事にしたので御覧ください。
⑤どれも持ってない場合
もし、スマホもPCもできない場合はマイナポイント手続きスポットがあるので、下記のリンクで近くのスポットを検索して探してください。申請方法も書いています。
私はやったことないですが、コンビニなどでもできるので、割とお手軽かもしれません。
ただし、マイナンバーカード受取時の4桁の暗証番号と、どの決済サービスを選択するかだけは決めてから行かないと、現地で考えても焦って最良な選択ができなかったり、時間がかかるかと思います。
マイナポイント申請方法
まずはマイナポイントを申し込むために予約(マイキーID)を行います。
step
1マイナポイント・JPKI利用ソフトアプリをダウンロード
step
2マイナポイント予約でマイキーIDを発行
step
34桁の暗証番号の入力
step
4マイナンバーカードを読み取る
step
5予約完了
step
1マイナポイント申し込みサイトを開く
step
2「マイキーID作成・登録準備ソフト」のダウンロード・インストール①
step
3マイナポイント予約でマイキーIDを発行②
step
4マイナンバーカードを読み取る
step
5予約完了
マイナポイント申し込み
マイナポイントに申し込む前にどこのキャッシュレス決済がいいかを慎重に決めなければいけません。なぜなら各社規定の5,000ポイントに上乗せでポイントを還元するからです。9月までは、各社相手企業の動向を探りながら自社の決済を囲い込もうと色々考えてくるでしょう。
また、キャッシュレス決済は一度決めると変更できないので、決め方は、いつも使うキャッシュレス決済や、上乗せでの還元率が高い決済などにするなどよく考えて決めましょう。
それでは、どんな決済方法に紐付けできるか見てみましょう。
※クリックで大きく見れます
出典:マイナポイント総合サイト
かなりの数の事業者が参加していてどの決済がいいのかわからないと思いますが、個人的なおすすめはQRコード決済の中から選びたいです。
理由は、スマホの機種を問わず利用できるということと、これまでのQRコード決済戦国時代を戦ってきたペイペイやd払い、メルペイやauペイ、その他など、資金のある企業が過去70%や50%、20%還元を実施して顧客を囲い込んできた実績があるので、その辺の会社は、上乗せポイントが期待できます。
もし、どの決済方法がお得か、調べるのが大変でしたら、こちらの記事をご覧ください。
-
最高7,500P!?マイナポイントにおすすめキャッシュレス決済ベスト3
続きを見る
マイナポイント申込方法
ここまでで、マイナポイントの予約、どの決済方法を選択するか、まで記載してきましたが、次にマイナポイントの申込方法について説明しますが、マイナポイントを予約したあと、そのまま決済方法選択画面に移れるのですがあとからでも選択は可能です。
step
1マイナポイント申込画面をひらく
スマホからはマイナポイントアプリ、PCからの場合はマイナポイント申請サイトを開きます。
step
2マイナポイントの申込みへ進む
step
3マイナポイントをもらう決済サービスを検索し選択する
step
4決済サービスを確認・利用規約を確認
step
5申込情報を入力
「決済サービスID(必須)、セキュリティコード(必須)、電話番号(下4桁)(任意)」※に入力し、「確認」をタッチ。
step
6申込情報を確認して申し込み
step
7暗証番号を入力・マイナンバーカードを読み取る
step
8申込情報を確認して完了
以上で、申し込み完了になりますが、ここまでいくと決済方法は変更できないので、ちゃんと20000円を使用できそうな決済方法を選んで決定してください。
まとめ
こうやって、マイナポイントを利用できるまでの申請方法を確認してみると、利用するまでにいくつかハードルの高いところがあります。
パソコンなどのITに詳しい方じゃないと理解するのが難しいのではないかと感じます。
また、買い物のレジ待ちで、感じるのは、一番お得であるQRコード決済を利用している人は少ないなとも日々感じています。
最後にマイナポイントは、消費を促すためやマイナンバーカードを普及させるための起爆剤にしたいところですが、いまいち普及が進んでないように感じてます。この記事を読んで少しでも興味を持ったら、まず知って、一つだけでも試して、お得感を味わってみてほしいです。